少し間が空いてしまったけど
８月２８日.
ライオンロックの続きです。
『鹿留』の名が
前日に浮かんだのは
なぜだったのだろう。
なにしろ
富士王朝のことを記した
『宮下文書』によれば
高座山
杓子山
鹿留山を総して
『宇宙峰』と古人は呼んでいたらしい。
宇宙峰と宇宙湖の名称は
どちらが先なのか。
朝、霧がかかることの多い
現在の忍野盆地は
かつて、宇宙湖だったことの名残りなのか。
(わたしの住んでいる『内野』は
『宇宙野』から転じたという説あり）
今でも
高座山あたりから早朝に見下ろせば
幻の宇宙湖が眼下に見渡せる気持ちになるのだという。
高座山登山道の起点より富士を臨むと
ほんとうに霧が溜まって
忍野村が湖に見える！
(ヤマレコより画像をお借りしました。）
(ヤマレコより画像をお借りしました。）
そして
驚いたことには
始めに行くはずだった『石割山』
と
『鹿留山』は
尾根づたいにつながってるのだ。
トラの
『明日そっちに行く予定です』
との短いLINEのせいで
(誰と？
なんの目的で？
この時点でさっぱりわからない。
朝、電話出来ますか？と送ってみたものの、返事はない。）
獅子岩を午後に回して
遠いところから回ろう、ということになった。
鹿留 今宮神社
白糸の滝
日代御子神社 獅子岩。
フジコの運転で、
そこにはすぐにたどり着けた。
わたしは実に四年ぶりとなる
鹿留の今宮神社。
愛砂さんの記事によると
ここもまた、富士王朝と深い関係があるとのことだった。
御祭神：建速須佐之男命,櫛稻田姫命,表筒男命,
中筒男命,底筒男命,速玉男命
由緒：白鳳時代天明天皇和銅二年熊野より勧請、創建と伝えられる。
熊野…
最近は何かと熊野が出て来るねえ。
大ケヤキの迫力。
『神威崇厳』
『シンイ ソーゴン』
と読むのだけど
わたしには
『カムイ ソーゴン』と読む方が
しっくりくる。
すごいんだもの。
この大ケヤキさま。
ケヤキの木は
ケヤケキ木
つまり、清い木、という意味であると言われた。
ハルニレと、ケヤキは
同属の木だ。
アイヌの神話に出てくる
『雷とハルニレの間に生まれた
とされるアイヌ ラックル(別名オキクルミカムイ）
(アイヌラックル wikiより転載）
カムイ ソーゴン
だね。
ケヤキのパワーをたっぷり浴びて
ケヤキのパワーをたっぷり浴びて
次なる目的地
『白糸の滝』
に
向かいます。