ひょんなことから
海外の先鋭写真家の方を
樹海にご案内することとなった。
詳細は
その写真家の作品撮りか終了するまで
明かすことは出来ない。
今日は、その下見だった。
彼は、モノクロームの世界を撮る人なので
下見は彼の視点で行ってみたら
それはとても新鮮だった。
などなど
こちらは
聖なる森
リクエストは
もう一つあって
彼が以前
青木ヶ原樹海に足を踏み入れたとき
アウシュビッツの同じほどの重さを感じた
というのだ。
その、空気感を撮りたいのだと。
野営の跡。
の
看板など。
こうして見ると
聖なる森は
生なる森で
俗なる森は
死と隣り合わせだ。
生と死
写真家は
このコントラストを
どのように撮り分けるのか。
彼の作品は
新しい
この森の切り口となるのだろうか。
下見はすべて終了した。
あとは彼を待つばかり。
7月19日。