16日
未明の1:25に
熊本を震源地とする
M7.3
震度6強の地震あり。
気象庁は、それを『本震』と断定し
14日の地震は、その前震であったとの
前代未聞の会見。
朝から騒がしく
阿蘇神社は崩壊するし
阿蘇山は小規模噴火をしてしまうし…
麻美カフェに行く道すがら
chiaさんとの話題は
熊本で起きている天変地異の話しに始終していた。
わたしは思いついたことあり。
ねえねえ
タケイワタツって知ってる?
運転中のchiaさんに聞いてみた。
え?
初めて聞きますが、
と彼女は言ったけど
あのさー
阿蘇の神様なんだよね、
と、わたし。
阿蘇神社の崩壊しても
阿蘇山が噴火しても
阿蘇の神さまって
あまり、知られていなかった。
『タケイワタツ、なんだよね
確か…』
わたしも、昔々
『ヤマタイカ』というコミックで読んだ
裏覚えの記憶しかなくて
しかも、それは
かなり鮮明な記憶。
タケ?
あ、夢で、見ました。
タケ、◯◯◯って
メモしていたんです。
諏訪神社が
なんだっけ、
建御名方神(タケミナカタ)でしたっけ?
だから、そうなんだなあ、と
そう思い込んでいたんです。
それで
タケ、は
竹だよ、
地面から生えている
そんな夢だったような…
それを聞いて
わたしは小躍りした。
そう!
そうそう‼
タケって
そう。
(地面から萌出ずるもの
タケ
竹
茸
岳
すべて、正しいのだと思う。)
chiaさんと会う前に、
検索しておこうと思ったのに、
バタバタしていて
麻美カフェに行く道すがら
検索をしてみた。
ウィキペディアより。
『阿蘇神社が奉斎する阿蘇山の神としての性格を持つほか、阿蘇神社では神八井耳命(神武天皇の子)の子と伝える。子に建稲背命、速瓶玉命(国造大神)、八井耳玉命(甲佐明神)。
9世紀の平安時代、健磐龍命神が従四位に叙せられると、噴火を鎮めるためか、20年足らずで正二位にまで上った。しかし正二位になった5年後の貞観6年(864年)には、阿蘇は山上の池が沸騰して天に吹き飛ぶ噴火を起こしたとされる』
神武天皇の孫とは、予想外だった。
しかし
他の文献によると
古事記、日本書紀成立以前の
やはり古い
阿蘇山の神であろう、という。
うん
そうそう
そう思うよ。
タケ
イワ
タツ
すべて、重要な音霊で
和語でもある。
とても、男性的。
ここから、わたしはchiaさんに
コミック『ヤマタイカ』の話しを始めた。
あの、荒唐無稽な
話しである。
こんな記事を書いたのは記憶に新しいけど
そもそも、
このchiaさんがいつものように
『オモイカネが祀られている神社に行く夢を見たんです!』
という
突拍子もない夢の話しから始まっていたのだ。
ヤマタイカのストーリーは
こちらに書いてありました。
以下は
コミック『ヤマタイカ』の
ストーリーの話しです。
(現在、リアルに起きていることとは
なんの関係もありません。)
オモイカネは
巨大銅鐸で
その原型は
アラハバキ神といわれる土偶。
いずれも、地下の共振装置である。
久高島のシャーマンの血をひく神子は
古代のシャーマンである卑弥呼(フィミカ)と、時空を超えてつながり
さらに、アイヌ
エミシの、いわゆる
まつろわぬ民たちとつながり
二千年に一度の
『マツリ』を遂行しようとする。
その『マツリ』を阻止しようとするのは
阿闍梨率いる、仏教界の要人たち。
四天王は次々と、神子率いる超常的な力に命を落とし
最後に残った『広目』が
神子と一騎打ちに望む。
富士山は、神子たち、火の民族にとって
大切な、最後の大松明。
富士山の地下にある
溶岩洞穴の『地下神殿』にて
まつろわぬ民どもを征伐すべく発起した広目は
草彅の剣を手にし
富士山の地下の
アラハバキ神(共振装置)を真っ二つにし
その鳴動を断ち切る。
これにより
富士山は、
力を失う。
これで、マツリは不可能となった、
と思えたその時
遥かかなたの
阿蘇の山から
巨大な土偶が上昇する。
タケイワタツ。
富士に向かう。
タケイワタツを失いし
阿蘇は
その終焉を迎える。
阿蘇は死ぬ。
かつての伝説の
阿蘇の巨大なカルデラの出現を
人は知ることとなる。
と、まあ
こんな形で、ヤマタイカのマツリは
日本全国を巻き込んで
進んで行くんです。
繰り返しますが
このストーリーと
現在リアルに起きていることとは
無論、なんの関係もありませんので
ご安心くださいね。
『阿蘇と阿祖』は
これで終わりにしておきます。