全く
このおやまは
完璧だあ。
見せ方まで心得ている。
4月4日のお話の続きです。
Fさんは、ランチのあと、
帰路に着くのですが
そのあと、予定通り
ラスト、
精進湖へご案内。
ゆきさん、お子さんのSちゃん、
わたし、ソノコさんを乗せた車が誘導します。
精進湖の、いつもの浜。
ここに、お連れしたかったのです。
なぜならここは
わたしが何度もブログに書いている
日本列島の重要なライン…
そのライン上から富士山が臨める場所なんです。
おおおおお~!
最後の最後に
Fさん家族に見せてくださるとは…
ちゃんと、
大室山を抱いた
『子抱き富士』
山頂はまだ薄っすらと雲のベールを被っていましたが
それがまた
花嫁のようですね。
白龍さん
入ってます。
この時
Fさん
よっぽど感動して下さったんだな。
ブログUPされました。
この時
Fさんが
精進湖のお水に
祈りを捧げていたことが印象的でした。
前日にも
河口湖の、水の神様にご挨拶しまーす、と言ってました。
富士山は
単独で存在しているのではない。
その神域なるものがあるとしたら
周辺の湖や川
その流れ出す周りの山々のネットワークが
富士山の神域なのだ。
はじめから雨に祟られて
富士山が見えなかったことで
そのことに気がつかされたのだ
と
Fさんは言いました。
それこそが
アサマ
スワ
火と水でカミとなる、その意味?
だとしたら
最後の
この、見せ方は
どうだろう。
さてさて
これでは終わりません。
前日に、
北口本宮富士浅間神社と
それに続く諏訪神社
諏訪の森に存在するもともとの場所
それらをご案内したのだから
やはり
ここでしょう。
精進湖の
諏訪神社。
精進湖には
浅間神社が無くて
ここ
諏訪神社しかないのです。
これも不思議です。
Fさん家族
ソノコさん
ゆきさんとSちゃん
わたし
の
七名で、お参り。
ソノコさん。
でも
変なのですね。
この左側の大きな杉の木には
対の木がありません。
さらに左側に
天然記念物の
『精進の大杉』があるんです。
では
現在、公民館となっている建物の位置に
本来の大切なものがあったんでしょうね、
と
Fさん。
二本の大杉。
その先には川が流れて
そこに渡る橋がありました。
おおお!
いつのまにか
この二本の大杉が写るポジションで
大杉とわたしを
ソノコさんが撮っていてくださいました。
向こうの大杉の
間にあった
神域とは
どのようなものだったのだろう。
ひとは、
目に見えるものに囚われすぎて
本当のものが見えなくなっている。
最初から
富士山がどおん!と見えてしまうと
ひとは、それだけでありがたがって
帰ってしまうけど
富士山が
富士山でいれるのは
まわりの湖や、川
それを生み出す山々があって
それで成り立つ富士山なのだ。
そんなことを感じた
Fさんと
それを分かち合えた
わたしたち
そうして
それを指し示す
かのおやまよ。
Fさん家族とのお別れの時間がやって来た。
また会いましょう。
MちゃんとSちゃんは
すっかり仲良しになってしまって
名残惜しそうにしていました。
絶対、また会えるからね。
楽しみにしていましょう。
忍野村に向かって車を走らせると
河口湖のあたりで
見慣れた富士のおやま。
そのころ
Fさんも
バックミラーで
山頂まで雲のない
クリアーな富士のおやまが見れたそうです。
良かったね!
次にお会い出来る日を
楽しみにしています。