『ブルメリアさん、ていう人から
連絡あるかもよ~
参加を迷っているみたい。』
春分節 の一、二週間前だっただろうか。
kanちゃんから電話で聞かされて
(なんでも、kanちゃんの『電話でセッション』のお客さまで、
河口湖駅に9時に到着のバスしかないので、西湖集合9時には間に合わないことが、迷っている理由なのだという。)
わたしは、そうなんだ、そういう方がいるんだ、と思ったけど
その方からの連絡は無く
とうとう当日を迎えた。
その
プルメリアさん、から
わたし宛のメールが来たのは
3月20日.
すでに、イベントは始り
kanちゃんは、最初のエナジーアートに取り掛かっている最中。
彼女のメールは
『321、空きがありますか?』
というものだった。
321は、すでに募集人員、六名が埋まっていた。
でも
この方って、
以前にkanちゃんが言っていた人だよね。
それで、お断りする前に
確かめなくては、と思い
すでに創作に入っている画伯に
ことの伝えをしてみた。
『ほら、前言っていた
ポメラニアンさんからメールがあってね』
(それって、犬じゃん、と
カンちゃんに窘められ…)
『プルメリアさんでしょ?
空きはないけど、来れば何とかする。』
その答えを、そのまま
ポメラニアンさん、じゃなくて
プルメリアさんに返信した。
こうして
プルメリアさんは
321の日に
飛び入り参加することになった。
野鳥の森公園に、みなさまには
8:45に集合していただくことにした。
これは、わたしが決めた。
9時に河口湖駅に到着するプルメリアさんには、ご自分で、野鳥の森公園にバスで来ていただく他はない。
一番早い河口湖駅から野鳥の森公園までのレトロバスが出発するのは、9時10分。
高速バスの到着が遅れれば
さらに30分後のバスに乗っていただかなくてはならない。
そうなれば、プルメリアさんの野鳥の森公園の到着時間は、10時半を過ぎる。
これも、いたしかたない、と
kanちゃんとわたしは判断した。
ところが
当日は朝から雨。
前日のように、野鳥の森公園で、すべて行うのは難しい。
それで
kanちゃんが絵を書く場所と、みなさまに待機して頂くのは
西湖のゲストハウスにしましょう、と
朝、決定した。
ところが
こんな話のやり取りをしながら
こともあろうに
完全にわたしの頭の中では
『8時に家をでる』
(わたしの家から西湖まで、40分かかるので、8:45集合には、8時に家を出なくてはならない。)
が、
『9時に家をでる』
にすり替わっていたのだ。
こんなことは、プロとしては失格だし
何故、こんなことを仕出かしたのか
未だ持って
無責任なようだけど、わからない。
この日は、6時に目を覚まし
『9時まで、3時間もあるなあ、余裕だよなあ』などと
考えていたのだ。
やがて、8時を回ったころだ。
あれ?
集合時間て…
自分で決めたソレは…
キャーキャー!
間に合わない!!!
恐怖であった。
取るモノもとりあえず
作った玄米雑炊を片手鍋ごと車に持ち込んで
一目散に、西湖野鳥の森へ。
いや、
もう間に合わない。
ゲストハウスで待機してていいよ、わたしがゲストさんたちを連れて行くから、
などと優しい言葉をかけていた相棒に
電話で
『ギャー!大変なことしちゃった‼
ゲストさんたちを野鳥の森まで迎えに言ってくれるかなあ、
わたし、わたしは…
プルメリアさんを、河口湖駅でピックアップするから!』
わ、わかった!
とkanちやん。
方向を転換して
河口湖駅に向かう。
なんじゃ?なんなのじゃ?
なんでこんなことが起きるのじゃ???
もう、パニック~!
河口湖駅に滑り込んだのが
ジャスト、9:00!
すると、
ブルメリアさんから、メールが入っていた。
『バスは少し遅れるみたいです。』
なんなの?
これじゃあ
ほんとうに、ブルメリアさんのお迎えに行くために
一時間の勘違いをしたみたいじゃない?
わあ
長くなってしまいました。
これを『その一』にさせて頂いて
一旦、アップさせてね!
(いつ終わるんじゃ!)