昨日の続きです。
エミシの神へ『再び春分節へ』
西湖いやしの里で削り花作り
アイヌ民族では
20日
閏年の春分の日に
カンちゃんから渡された
宮城の塩竃神社さんの
ふたつの『御幣』
それを
『3月11日塩竃神社』つながりの
ソラの家、ソノコさんと
そこにたまたま居合わせた
(偶然なんかない、すべては必然なのでしたね。)
chiaさんのおふたりが
富士山の二箇所の
塩竃神社さんに奉納する。
(ご報告、とのメールを
その晩、ソノコさんよりいただきました。)
ちゃっかり奉納。
ちゃっかり奉納。
ほんとうに、『弥生』と書いてあるのね。
この春分節に奉納できたことは
瓢箪から駒!的に
すごいことなのかもしれません。
ソノコさん
chiaさん
ありがとうございました。
ところで、思い起こすことがありました。
この、『御幣』は
神様の依代的な意味があるようですが
それの元となったものが
アイヌの『イナウ』というものだ、という説があります。
北海道に行ったとき
アイヌ民族館などで見たことがあります。
イヨマンテなどの神事に奉納するカムイの依代のようです。
でね、
これとそっくりなものが
なんと、なんと、
西湖にも伝わっているんです。
それは
『削り花』といい
小正月(1月15日)に、繭玉などとともに
お供えするものなのだそう。
西湖野鳥の森公園にも、確か展示されていたと思います。
西湖いやしの里で削り花作り
アイヌ民族では
『イナウ』というものが
西湖では
『削り花』という。
わたしはこの二箇所でしか見たことはないけれど
それはこの地方だけのものだろうか?
で
好奇心がモクモクしてきて
お得意の検索をしてみたら…
『削り花』
ありました!
なんと
宮城県の仙台を発祥とした
東北一円に広がる
木を削って花のようにしたもので
春のお彼岸の飾りだという。
ん?
『春のお彼岸』=春分の日???
こちらは、
色付きだ!
この、色をつけるのは
明治になってからの流行りだそうで
それ以前は
まったく、アイヌのイナウと同じものだった可能性があります。
うーん…
思いがけずに
また、
グルグル迷路にたどり着いてしまった、かも。
でも
確実に言えるのは
エミシの神が
網の目のように
このお話をつなげているってこと。
さ
まだ、終わりません。