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Channel: トヨタマヒメ富士日記
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アノ『峠』その五『北斗七星の昇るところ』

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峠…三つ峠

渦…筒口

を、追っていたら

どうしてもぶち当たるのが

『柄杓(ヒシャク)』のこと。

『河口湖に柄杓を流してしまったら
それが筒口に吸い込まれて
富士吉田の桂川に流れて来た、』

との伝説は
何度か紹介していたっけ。


でも
このお話は、変だ。

湖に、人が何度も吸い込まれてしまうのに

それが、悪い河童のせいとか
されてしまっているのに


筒口に、吸い込まれた柄杓(ヒシャク)が
逆側(富士吉田側)では
出てくることだけが
伝説になっている。

(吸い込まれた人は、どこへ行ったんだ?)

だいたいが
湖で釣りなどしている人が
網は持っていても
柄杓はもっているのか?


流された
柄杓は
三つ峠へ昇るらしいのだ。



それから
三つ峠から流れる
『柄杓流川』という川がご丁寧にあって。

そこを流れて

この間、ガネーシャつながりで、カレーを食べた
都留文のあたりで
その柄杓流川は
やっとこさ、桂川に合流するみたい。




またしても
『三つ峠はみづとうげ』さんのブログより

柄杓流川のひみつ

『しゃくながれがわ』って読むんですが、江戸期の絵図には『ヒシャクナガレ』って書いてあるものもあります。

伝説によれば、河口湖に柄杓を流してしまった。その柄杓が三峠を通り抜け下暮地村に流れ出てきたというのです。 そこで、この川を『柄杓流川』というのだそうです。

 しかし、こんなことはありえません。 私は思うのです。 三峠の東峠には『北辰妙見菩薩』が祀られていることが古文書にあります。 それは、北極星、『北斗七星』のことだそうです。

 とすれば、神(または仏)様が天の柄杓(北斗七星)で河口湖の水を汲む。 その水を三峠に注ぐ。 その水が川になる。 その川の名を『柄杓流川』。

 三峠は『みづとうげ』。 水峠ともいう。 山頂直下の岩場から、年中水がしみ出ている。 古代の人たちが天の柄杓を見て、想像したに違いない。

 この川をしばらく下ると、『天の瀧』の水と合流する。


『柄杓流川』。  三峠を源流とする、不思議な名の川です。』



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ほんとうだ!

三つ峠の真上から
北斗七星が昇る???

ふうむ
あやしい…


これはどの時期
どこからみたら
こう観れるのだろう。


と思っていたら





織姫さんでもある
chiaさんから情報あり。

『筒口神社の近くに
妙見神社があるみたいですよ!』


なになに?

妙見???

これは
これは

確かめにいかねばなりません。

というわけで

chiaさんと訪れたのが

2月11日

建国記念の日、だったのです。


続きます。




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