完全に、ナニモノかに
動かされているわたし…
昨日、
例の山中湖の友人から電話あり。
『シーズンズ』っていう映画が明日、公開になるよ!
オオカミのシーン
すごいんだって!
あの、オーシャンズの監督と一緒らしいよ!
オオカミ…
うーん
その言葉に弱いアタシ。
なんでも
すごいネイチャームービーで
製作費40億円だそう。
わあ、
行きたい
行きたいなあ。
わたしはある意味、
團味に答えた。
行きたいのはヤマヤマだ。
面白そうだ。
いや
絶対に面白い!
でも
いつ行くとは
約束もしなかったのだ。
老わんこのケアも連日あれやこれやだし
なんやかや
予定もチョボチョボ入っている。
しかし今日…
友人から朝電話が再び入って
今日行こう、今日‼
と、言われたのだ。
わたしは心の準備が無いまま
仕方ない、今日、行くことにした。
西へ!0115
山梨県で、封切り(そんな言葉は今使う?)の映画が観れるのは
そこ、甲府盆地にある昭和町しかなく
そこにお昼過ぎに到着した。
今はその友人に感謝している。
今日は
それを観るべきして観た
1月15日に公開された
大きな哺乳類たちや
こちらの動画も涙モノです。
『シーズンズ 2万年の地球旅行』と題したこの映画は
トナカイたちの
氷河期を生き抜いた動物たちの物語から始まる。
そうして
森…
氷河期が一万年前に終わりを告げ
森が育む命たちの新しい物語が始まる。
大きな哺乳類たちや
小さな生き物たち
昆虫や
野鳥たちの、その息吹のカメラワークは
生き生きとして
素晴らしかった。
そして…
オオカミたち。
絶対お勧め!です。
いつも、森でお話する話。
彼らが
どのようにして生き
どのようにして、
絶滅していったか
そうして
犬としての生を選んだ彼らが
どのようにして、人のそばに来たのかも話…
でも、
物語が進んで行くと
人間が、やがて自然を支配しようとして
傲慢となり
森を消滅させ
生き物の住処を奪って行く…
だんだん
映画を観ながら
不安になっていく。
わたしは、終わりに近づいて
友人に悟られないように
泣いた。
この物語が
現在
2016年につながっていることはどうしようもない。
今
この地球は、
森がものすごい勢いで、消滅し続けており
野生動物が生きる術は
失われつつあるのだから…
でも、
この映画の終わらせかたは
絶妙に
かすかな『希望』
わたしたち、人が、まだ選択することが出来るかもしれない
『人と自然との共生』を
森の中の鹿の親子を
じっと見つめ、微笑む少女の眼差しのラストシーンで
表現してくれたことが、救いであった。
『シーズンズ 2万年の地球旅行』
(こちらの予告編の動画も圧巻!)
絶対お勧め!です。
子ども、500円で観れるそう。
こちらの動画も涙モノです。
最新技術による躍動感あふれる野生動物の映像
構想4年、総製作費40億、スタッフ400人と最新の撮影機材、各分野のスペシャリストの力を結集して制作された映画『シーズンズ 2万年の地球旅行』
氷河期を終え、あらゆる生命が躍動しだしてからの2万年と未来の地球を動物の目線でとらえるというまったく新しいネイチャードキュメンタリーとなっている。
本作の最大の特徴は無音小型バギーの開発や軽量飛行機の改良など最新の技術を駆使した撮影による臨場感あふれる映像。疾走する馬や狩りをするオオカミ、群れを作って飛ぶ雁などと並走して撮影することで、地球の主人公である野生動物の躍動感や彼らの目線でとらえた世界を体験することできる。
また動物行動学に基づく緻密で効率的な撮影技法により、強い子孫を残すために雌をめぐって争う雄の熊や馬、母鳥の豊かな愛情を感じることができる子育てなど、野生動物のありのままの行動を観察することができる作品となっている。