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2015 秋ノ巻 実り

自然の中で暮らすことの楽しみは

秋の実りにある。


9月28日の十五夜には
忍野村で拾った
たくさんの栗たちがお目見え。



新しい住処のまわりに
新しい収穫の場を見つけた。

アケビは、春のころに山菜としてその新芽が食べられるので
そのころ見つけておいた。
一年で、二度楽しめる。


アケビの実はデザートに、
ほろ苦い皮はお惣菜になる。

青いうちに塩漬けにして置いた。
秋になると、こんなに鮮やかに色づく。


そうこうしているうちに
おやまは初冠雪を迎えた。
10月11日。


ハマナスの実は
ローズヒップ。


10月も終わるころ
サツマイモの収穫を迎えた。


11月を迎えると
干し柿のシーズンだ。
渋柿ばかり。
甘い柿を植えても
寒すぎて、渋柿になってしまうという。

でも人の知恵はすごい。

干して甘くする方法を
誰が考えたのだろう。

1116今年もあと46日


初霜が降りるころ
野山では、ガマズミの実が甘く熟す。


それまでは酸っぱくてとても食べられない。
鳥たちとて同じこと。

初霜のあとは鳥たちは一斉にその実をついばむ。
人は少し、その実を頂く。


酢につけると
クラリコットの
ルビー色のお酢となる。

天然の甘酢

大切に頂くこととしよう。


こんな風にして
自然とともに暮らす一年が
また、終わろうとしている。

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