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豊玉姫(とよたまひめ)と 輝夜姫(かぐやひめ)1227

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今日は、不思議な日だった。


数日前に
(あ、それは、22日の冬至の日だったっけ)

門松作りの準備を山中湖でしていたら
西湖のガイド事務所から突然電話あり
それが、27日の樹海のツアーの依頼だった。


こんな年末に
樹海を歩く人たちもいるのだ。

4時間ツアーの申し込みとのことで
年末で、受けるガイドが少ないようで
頼みの綱、といった切迫した感じがしたので、引き受けることにした。

4時間ツアーは可能なガイドも少ないので。

二つ返事で引き受けたのだけど
4時間ツアーは、ふたつのコースがあり
どちらを申し込まれたか、当日の朝まで、確認を怠っていた。

そうしたら
四名の参加者(ふた親子、父と息子の)が選んだのは
龍宮洞穴を含めた、足和田山に登る4時間のコースであった。


年末年始の家族旅行で
本来ならスキー場に行く予定だっただが
今年は異常に雪が少なく、急遽
樹海歩きのツアーを四人で申し込んだのだという。

それで納得。
突然の申し込みの理由がわかった。


樹海を歩き
一時間半ほどで
龍宮洞穴に到着する。


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実は、12月18日の今年最後の当番日の際
龍宮洞穴に最後のご挨拶に行こうと思いついたのに
根場浜へ行ってしまった。

この日の記事には、
今日が最後の樹海だ、と書いたのに
本当のラストは、本日27日になってしまった。


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この日に、辰子姫のことを書いたのは
たまたま、夜のTVで
さかなクンがクニマスを発見したことをやっていて
西湖と田沢湖の不思議なつながりを感じたからなのだ。


西湖は
そして、この龍宮洞穴は
豊玉姫(とよたまひめ)を祀っている。


これには本当に
不思議な縁を感じる。


龍宮に案内することは
『亀』の役割であるし
道幸の神でもある
『猿田彦』の役割でもある。


わたしはいったい
何なのだろうか???


さらにコースは
足和田山の紅葉台へと向かう。

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ここは、輝夜姫(かぐやひめ)伝説あり。


かぐやひめは
ご存知
月の女神でもあるのだろう。

今年は年頭から
ずいぶん、かぐやひめには
翻弄された。


この記事では
『輝夜姫』は漢字では
『赤赤夜姫』となっているが
通常変換ではこの漢字が出てこない。

『輝夜姫』と書くと、月の女神のようだが
『赤赤夜姫』と書くと
火山の神としての本質が浮かび上がるようだ。

わたしは残念なことに(???)
火山が噴火するのを、この目でみたことが無い。

石黒耀氏の富士山噴火の小説は
『昼は雲の柱、夜は火の柱』
というタイトルで
火山噴火とは、かくたるものなのか、と
大いに感動したものなので。

(ちなみにこの小説のタイトルは
出エジプト記から引用していたのだけれど、
のちに『富士覚醒』とタイトルを変えてしまった)

火山噴火は
夜に赤々と柱となるものらしいのです。

{FA8E422D-6CC4-44C4-86EB-6215F64971F6:01}

(出エジプト記より画像をお借りしました)




さて、

無事に
樹海と足和田山の四時間ツアーを終えて

戻る途中の空模様に
またまた翻弄されてしまった。

突然の彩雲と
鳳など。



そちらは、次の記事にて…








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