先日の13日の金曜日に勃発した
『パリの同時多発テロ事件』
今日も、パリ郊外にて
自爆テロ事件があったようです。
憎しみの連鎖は、どこまで続くのか…
根本の解決はどこにあるのでしょうか?
なんだか、やるせない気持ちになります。
今日のわたしの活動も
野生動物と
ヒトとの共生の話しです。
みんなが幸せに、暮らすことなどは
不可能なのでしょうか、
わたしが15日にいただいたのは
この、柿の実でした。
サルがこのあたりに降りてきてしまう誘引となってしまったので
伐採された。
その、柿の実だったのです。
この集落には
たくさんの誘引要素があり
集落の中心的な神明社の大銀杏のそばにも
さらには、山際に進んで行くと
クズ野菜が放置された畑には
サルに荒らされるので耕作を諦めたお年寄りたちを相手に
公民館にもどって
16時に終了し、解散したのですがなんだか、複雑な思いで、会場を後にしました。
なんだか、野生動物に対して
憎しみしかない住民たち…
その憎しみを、理解しなくては
前に進めない行政や、調査員たち。
サル、
クマ、
シカ、
イノシシは
この世にいなくても良い
害獣扱い。
殺せ
殺せ、
殺せ!
野生動物と、ひとが
共に生きていくことは
ほんとうに出来ないのだろうか?
昔、人たちはこの地に
柿の木を植えた。
たくさん、たくさん植えた。
寒さが厳しい土地なので
甘柿を植えても、渋柿となる。
それを、ひとは、干し柿にした。
それは、正月の楽しみなお菓子になった。
時が過ぎて
干し柿は、作ってもサルにやられてしまう。
子供たち、孫たちも
干し柿などは喜ばなくなった。
やがて、柿の木は放置され、
サルたちの楽しみだけとなっていった。
渋柿を譲り受けて
55個の柿の実を剥いて
干し柿作りを行いました。
いつの日か
いつの日か
ほんとうに、野生動物と、
ヒトが共にに生きていけますように。
殺さなくても良い世界となりますように。
そんなことを祈りながら…