今朝見た夢は
20年近くも所属していた
アパレル業界の
慌ただしい、展示会の準備で
バタバタしている夢だった。
なんで、そんな夢を観たのかしら?
なんだか夢見も悪く、慌てて起きたら
7時近く。
窓の外には
富士山。
こちらが現実で、ホッとした。
外の世界は
急激に色付いてきている。
それが、なんとも良い具合に色付いてくるのだ。
ノイバラの実が
侘び寂びの世界、というんだろうなあ。
わたしのかつて属していた世界を思い出す。
秋には、来年の春夏の展示会。
春には、秋冬のコレクション。
ちょうどあべこべの季節の中
エアコンをガンガンきかせて
スタジオでモデルたちに分厚い冬物の撮影やら
冬にカリブ海までロケに行ったりやら…
モデルたちをノセるため
イケてる音楽をガンガンかけたりしてね…
ああ、
なんて不自然な世界だったのだろう。
そんな反動があるから
今、ココにいるのかな?
鹿の鳴く声が響く。
己の雌を呼ぶ
牡鹿の声が…
この
侘び寂びの世界が
今、とても心地よい。
ケヤキの落ち葉の上
なんだかおばさんぼい。
カットのせいか…
この後は
また、西湖の樹海へ出かける。
おそらくは
今年最後の
子供たち相手の
樹海のツアーだ。