8月22日のお話のラストになります。
そうしたら
ヨットに乗れるみたいですよ!
うううん。
chiaさんの生まれ育った里の産土神でもある、向原の富士浅間神社のあと
ここまで来たら
やっぱり寄りたい
明見湖だよねえ
ふたりの想いが一致しました。
今日の締めくくりに
あの蓮池、
明見湖に寄りましょう!
彼女の車の後について
向かいます。
ところが、どうしたことか
明見湖へ降りる道がことごとく通行止め!
不安に包まれながら
後をただただついて行くわたし。
chiaさんは、幼馴染の友人の家に入って行き、そこに駐車しました。
なんなの?
どうしたの??
そうしたら
なんと、明見湖では、今日は何かのイベントが行われていて
駐車出来ないのだとのこと。
ここに駐車して、歩いて行きましょう、
とのこと。
幼馴染からの情報は
しまじろうが来ているとか?
明見湖にヨットが走っているとか??
へー!
一体、何をやっているんだろう。
ワクワクしながら
徒歩で明見湖へ向かいます。
すると…
楽しそうな音楽が奏でられて
見たこともない賑やかな様相です。
なんと
楽しそうなイベントが行われているじゃありませんかー。
『環境フェスティバル』だけあって
バードウオッチングのこんなカメラのカモフラージュのディスプレイもありました。
ヨットに乗れるみたいですよ!
明見湖でヨットやカヌーに乗れる機会はまずないそうで
乗っておいで!と
親子を見送りました。
感動的だったそうです。
突然
◯◯◯さん!
と、声をかけられました。
見れば、水を扱う財団の方たちで
お水の配布をしたり
トウモロコシを売ったりしていました。
中川雄三さん撮影の
余りにも有名な、『明見湖の蓮とカワセミ』の
パネルを寄贈したのも
こちらの財団のようです。
思えば
8月8日のカンちゃんとの旅のスタートは
ここから始まったのであり…
8月22日のこの日は
ここで閉めることとなりました。
うううん。
不思議だ、不思議だ…
そもそも蓮とは
お釈迦さまの台座。
そして、富士八葉と言われる山頂火口には
それぞれの神仏が、祀られているのでしたね。
こうして
八月八日、
こちらから始まった旅は
八月二十二日
ここで完結するのかもしれません。
蓮と富士で始まり
富士と蓮で終わるのです。
たまたま?
そう、
偶然に見せかけた
すべてが必然の旅。
たくさんのキーワードや謎謎を秘めたまま
とりあえず、こちらで終わりとします。