8月13日
3時間の樹海のツアーを行いました。
登録しているガイド事務所からの指令は
『野鳥の森から龍宮洞穴経由の、コウモリ穴ゴール』
はいはい
鳥
龍
蝙蝠ですね。
(また、龍宮だ!)
こんなコースをオーダーしたかたは
またまた、どんな方たちなのでしょう。
事務所へ朝8時に到着すると
その方たちがすでに到着していました。
関西からいらした
若い女性3名。
大学時代の同級生だそう。
ふうん。
3名で3時間。
今日は13日だし
ずいぶんと、3にご縁があるのだなあ。
スタート地点の
『西湖野鳥の森公園』
台風の影響で、朝から雨が降っていたけど
こちらではなんと青空が覗いていました。
不思議な雲‼
三人の女性たちは大はしゃぎです。
そして左に流されていく
繭玉のような雲の上部が
彩雲になりかけています。
と
わたし。
いつまでも見ていたいけど
ここからスタートすれば
あと3時間は富士山が見られません。
ツアーが終わった時には
また、すごい空が見られるかもしれませんね!
そう言って
樹海のツアーがスタート。
明け方の雨を浴びた木々に
木漏れ日が差し込み
キラッキラの樹海。
なんて美しいの!
(あれれ、画像は一枚も撮りませんでした。)
指定されたルートは
そこから『野鳥の水飲み場』を経由して
まっすぐに龍宮洞穴へと向かう
わたしが密かに『豊玉姫の道』と呼ぶ
(龍宮洞穴、すなわちセノ海神社のご祭神が、龍宮乙姫 豊玉姫命だからです。)
美しい樹海の遊歩道を通ります。
と、
その道のど真ん中に
なんと!
カエルが鎮座ましましていたのです。
アズマヒキガエル、です。
久しぶりの雨で
嬉しくて、出て来てしまったのでしょうか。
樹海でこのカエルは、特に珍しいものではありませんが
何しろ、タイミングが面白くて。
そして、三人の女性の方たちは
写真を撮りまくります。
そして
更に、龍宮洞穴に近づいて行くと
また!
デカイ‼
以前、この道沿いで
亀に出くわしたことがあります。
その時には、どなたかが捨てて行ったと判断したので
ツアーのお客さまが、野鳥の森公園の池まで、連れて行ってくださいました。
龍宮に、亀とは
出来過ぎています。
しかし
今回は、カエル。
カエルは、樹海の生態系の中で
立派な輪を築いています。
たまたま、雨が嬉しくて
二匹とも、出て来てしまったのでしょうね。
さて
無事に、龍宮洞穴に到着しました。
海の底みたい。
三人の女性の方たちも
いたく感動されていました。
さて
今度は
セノ海神社の参道にて
ゴールへと急ぎます。
すると…
また、
参道のど真ん中。
危うく、わたしは踏んでしまうところでした。
なんと、
三匹も‼
いずれも、道のど真ん中に!
うむむむ~。
三名さまは、
可愛い~!と口々に
写真を撮りまくります。
しかし、わたしは
またしても、メッセージを探ってしまいます。
カエル、といえば
猿田彦の守り神⁈
前回の式年遷宮のとき
わたしを豊玉姫命の分け御霊と仰った
修験道の先達の明鏡さまが
伊勢神宮の後に連れて行って下さった
猿田彦の神社、
カエルの置物が沢山あったの。
あれは、どこだったのだろう。
そうだ、
あの、夫婦岩のある
あそこだ!
二見浦の興玉神社‼
富士山の夏至のレイラインでもある。
wikiによれば…
『夫婦岩の沖合約700mの海中に沈む、祭神・猿田彦大神縁の興玉神石を拝する神社である。
猿田彦大神は天孫降臨の際に高天原と豊葦原中津国の間の道案内を務めたことから、「道開き(導き)の神」といわれている。この神の神使はカエルとされており、神社参拝の後に神徳を受けた人々が、神社の境内にカエルの塑像を献納する。このため、境内には無数のカエルの石像が並んでいる。この神社の授与品もまた「無事カエル」「貸した物がカエル」「お金がカエル」(カエルと帰る・返るの掛詞)と呼ばれるカエルをモチーフにしたものである。』
そして…
『境内社として綿津見大神を祀る龍宮社があり、旧暦5月15日に龍宮社例祭に併せて郷中施(ごじゅうせ)神事が行われる。』
猿田彦の神使はカエル!
そして
猿田彦の別名が『興玉神』!
(玉つながり)
さらにはここに
『龍宮社』が境内社として存在する?
繭玉雲
興玉神
豊玉姫
ほらね、
また、
頭がグルグルだ。それに、それに
三匹のカエルは
ミカエル⁉
なあんてね(*^_^*)
今日はこのように
妄想逞しくしながら
無事に過ぎて行きました。
そういえば
龍宮洞穴に参拝した後に
あっという間に土砂降りとなり
だから、雨乞いしちゃダメって言ったじゃない、と
レインウエアを慌てて着て
ゴールを急いだのでした。
龍宮洞穴、
恐るべし…