さあ、
五合目のロータリーに着いて
私たちが見たものとは…
うわあ！
何じゃコリや～⁉
五里霧中の昼過ぎに
溢れんばかりの登山客が！
平日ですよねえ？
と
代理店の方が…
今日は水曜日。
何だってこんなに
登山客が押し寄せているのだろう???
あの、7月2日の満月の日に
ここで見たものとは、
7月1日の御山開きが大荒れだったので
次の日は登山客が全くいなくて
アジアの観光客の方々が
まるでリゾート地のように闊歩する姿だったのです。
それなのに
この、水曜日の平日の
悪天候の最中に
何故？？？
ものには理由があり
マイカー規制前夜‼
が
理由のようでした。
そう、明日はもうマイカー規制。
これは、8月31日まで続くのです。
マイカー規制って、何？
という方は
こちらをどうぞ➡富士山マイカー規制２０１５
マイカー規制は本日の夜中の12時より。
つまり
それまでに五合目に入ることができれば
マイカーで五合目まで来れるのです。
明日の御来光が期待出来なくても
何としてでも
マイカーで五合目まで来て
富士山に登頂したいのかしら？
マイカー規制して
誰が得をするのでしょうか？
(山梨県、静岡県の両県は、環境保全のため、という大義名分をうたっていますが)
まず
山梨県の駐車場『北麓駐車場』の料金は
24時間、１０００円。
これは、山梨県の収入になります。
そこから五合目までのシャトルバスがでていて
運賃は、往復で１８６０円。
これは、バスを運行している富士急行の収入になりますが
スバルラインの通過料金は
山梨県のものとなります。
一方、静岡県側の登山道では
どうなっているのでしょう。
マイカー規制は、同じく明日から
9月10日までの63日間。
(こちらは山梨県側より10日長い)
そして、シャトルバス料金は、往復１５００円。
そして、シャトルバスの起点となる水が塚駐車場はタダ！
つまり、ひとり１５００円で富士宮口五合目まで往復出来てしまうのです。
一方、山梨県側は、ひとり２８６０円かかってしまいます。
それなのに
何故、山梨県側に登山客が集中してしまうのでしょうか？
うーん
わからん、わからん。
観光収入に則った
『富士山はカネの山理論』
この時期になると
ますます、わからなくなってしまいます。
哀しいことです。