わたしをここに呼んだのは
アイヌのカムイだけではなく
あの人も、一丁、かんでいるのではないかしら?
何故なら
あの人も、富士山が好きだった。
わたしをここに来るように
仕向けたのではないかしら?
今朝、また視線を感じて
窓の外を見ると
やはりお山がその姿を現していたもので…
何てステキなその姿!
インスタでUPしようとして
iPhoneを開いたその時刻が!
これって、出来過ぎ⁉
あの人とは
わたしの父のこと。
今日は27年となる、彼の命日なのです。
彼は富士山が好きでした。
画家だったのですが
それなのに富士山の絵は一枚も無いことが不思議。
箱根や伊豆の風景をよく描いた。
一緒にスケッチ旅行もしたものだ。
わたしが高校生くらいまでのこと。
箱根の、一本の木をふたりで描いたね。
そんなことを今日は久しぶりに思い出した。
あの頃のわたしは、
前期印象派にかぶれていたね。
一階のテラスから庭を見下ろすと
夏椿(ナツツバキ)の白い花が咲いていた。(画面右)
白いその花は
父の命日に相応しい。
友人の家で
友人の家で
ブルーベリーを摘ませて頂いた。
引っ越して初めての
7月8日が過ぎていく。
ステキだ。
二頭の龍のようだ。