さあ
今日はまた
青木ヶ原の樹海に
子供たちを誘います。
何故かしら
今日は蜂の話を事前に充分にしました。
なんとなく
ハチ日和な気がしたのかなあ・・・
「森の中で蜂にあったらどうするか?」
木漏れ日が差し込む今日の樹海
この季節は
スズメバチなどの蜂が
時々森の中を飛び交う。
ここはね
蜂にとっては
通勤路なんだよ!
「ツーキンロって
なあに?」
今日はまた小五のちびちゃんたちなので
わかりやすく言おう・・・
みんなのお家の人が
毎日
お仕事に行くよね。
そのときの道みたいなものなの。
自分の子供たちに食べさせるものを
取りに行くのが
大人の蜂のお仕事なんだよ。
だからね
きゃあ!!!ハチだあああ~!
じゃなくて
ハチにとっては
きゃあ!!!なんじゃこの巨人はああああ!
なんだよ。
でもまてよ。
なんだかいい匂いがするなあ
シャンプーの匂いにつられるヤツ
なんとなく汗とかの匂いにつられるヤツ
そんな風にして
偵察にきちゃうの。
だからね
ぜったいに
はらっちゃ駄目。
じっとしているんだよ。
そうすると
いつのまにか飛び去っていくからね。
案の定
なんどかハチは来た。
その都度
パニックになる子供たちを安心させる。
わ!
いいものを見つけちゃった!
木の皮がはがされているよ!
誰かが食べたんだ。
誰でしょう?
クマ!
テン!
最初にクマに出会ったらどうするか、の話しと
途中でテンの糞を見たので
それが頭に残ってしまったみたい。
ところが
シカ!
大正解!!!!
ここは
シカのレストランなのでした!
木のねっこ
蛇みたい~!
わああ
コケがびっしり
すごい!!!
倒木が道を塞いで
またいだり
くぐったり
これもまた
自然なのだ。
最後に
子供がヘビの子供を踏んでしまった!
きゃああああああ!!!
小さなヤマカガシが
怒って鎌首をもたげている!!!
みんな
どいてどいて!
小さくても噛まれれば
奥歯に毒を持っている!
わたしはとっさに木の枝を拾って
チビヘビを追いやろうとした。
そうしたら
スルスルと
チビヘビは溶岩の穴の中に消えていった。
お互い
胸をなでおろした(だろう、きっと)
今日のツアーは盛りだくさんで
わたしにもたくさん印象深いことがあったけど
キラキラした子供の感性には
きっと
一生忘れられない体験だったのだろうなあ。