富士山て
アバターなんですよ!
昨日の
アースコンシャス・アクト2015
クリーンキャンペーンMt.Fujiの2日目。
冒頭で、そんな話をしたのは
ちょっとした、シャレのつもりだったのですが…
事務局のヨネちゃんが準備してくれた
『赤色立体地図』で見ると
富士山の今日のトレッキングルートは
過去に噴火をした噴火口だらけの
まさに、アバタだらけであったのだから。
噴火口だらけだ。
富士山が、なんと馬鹿でかい存在で
有史以前から歴史時代を跨いで
夥しい噴火を繰り返して来た、
その痕跡にはいつも驚かさせる。
この日のルートは、
まさに、火口壁の脇を延々と登っていくこととなる。
三千年前の、桟敷山火口と
大平山火口の壁伝いに…
ここからは
5月21日の、下見の時の画像です。
昨日も紹介してしまいましたが
この記事の後編となります。
最後にこの辺りが噴火したのは
奈良時代のことだ。
マグマのカーテンが
何キロにも渡り
吹き上げたのだという。
現在は、苔生す
こちらはサルオガセがぶら下がる
樹林帯が切れて
環境が一気に変わる。
『コケモモ広場』と呼んでいる。
ホシガラスだ!
ここの場所でのホシガラスに出会う率は
なんと、100%‼
(画像をこちらからお借りしました)
花鳥茶屋ホシガラス
樹林帯からは見えなかった
お山の山頂も
ここからは見渡せる!
ゴールの『奥庭自然歩道』まで
あと一息だ。
お山はいつも微笑んでくれそうだ。
(終わり)
ここまで書いていたら
映画『アバター』の世界と
この富士山の森がわたしの中で、リンクしてしまいました。
『富士山はアバター』は
噴火口だらけの富士山の
ほんのシャレであっただけなのに…
以前、
2012年2月18日に
以前、
2012年2月18日に
こんな記事を書きました。
『森にはエネルギーのネットワークがあるの…』
この言葉に
妙に惹かれたんだった。
分身、という意味だそうです。
スターウォーズのジェダイの騎士と
ダースベイダーが同一のように、
侵略される側も
侵略する側も
ともに同じ命の分身なのかも知れず…
そんなことを今日は
思ってしまいました。
森のエネルギーを存分に感じると
また、違った感覚になるものですね。
同じ感覚になった方は
ぜひ、
こちらもどうぞ‼
映画「アバター」は人間も「エネルギーのネットワーク」の一員であることを理解するように訴えています。そして、私たちに、その意識に基づいた行動をするように、と期待してもいるのです。
ネイティによれば、「命なる母は人間とナヴィ、どちらの味方もせず、命のバランスを守るだけ」だと言います。人間の暴走を止めるのは人間自身か、それとも「命なる母」でしょうか。人間自身が人間を止めることができず、「命のバランス」を突き崩すところまで事態が切迫してしまえば、そのときは人間は相応の覚悟をしなければなりません。
人間自身が自制することができなかったとき、崩された命のバランスを取るために人間が払うべき代償は自ら節制したときに払う犠牲に比べて、はるかに大きなものになるでしょう。