何が起きているのか?
とは、
わたしも先日書いた記事のタイトルでもあるのだけど
(水無月 最初の夕暮れ、わが家の窓から。美しい…)
今日、とある人気ブロガーさんの記事を久しぶりに読んだら、著名な方(仮にA氏としておきましょう)のブログを引用されていて、とんでもない事が書かれていました。
現在はすでに想定されていない『富士箱根火山帯』なるものが、堂々と記載されていたのです。
日本には、七つの火山帯があるとして、分類されていたのは、わたしが小学生だったころの話です。
wikiをまたまた引用しますね。(wikiでなくても、現在は常識の話です。火山帯というカテゴリーは現在使わないのです)
『火山帯(かざんたい、volcanic belt)とは、火山がある程度の幅をもって列をなしているもの。日本では過去に国内の火山を地理的な観点から7つの火山帯に区分していたが、火山学的には全く関連のない火山までもまとめていることもあり、現在では用語自体があまり使われない傾向にある。使う場合でも環太平洋火山帯のように規模の大きなものに用いることが多い。』
この方(A氏)のお話は、さらに『富士箱根火山帯』と、箱根と富士山を一緒にしており、一年三ヶ月も噴火が続いている鳥島付近の西ノ島も同じエリアであるのに、それを政府が隠しているというのです。
『日本では過去に、国内の火山を千島火山帯、那須火山帯、鳥海火山帯、富士火山帯(富士箱根火山帯、富士箱根伊豆火山帯)、乗鞍火山帯、白山火山帯(大山火山帯)、霧島火山帯の7つの火山帯に区分していたが、これは単なる地理的な区分であった。その後、個別の火山の岩石学的研究が進み、さらにプレートテクトニクスの研究が進んで、プレートの沈み込みに伴うマグマ発生・上昇・火山形成過程が明らかになってくると、火山学上はこのように細かく分ける意味がないこと、逆に形成過程のまったく異なる火山を同一の火山帯に区分していた場合もあることがわかったため、上記の火山帯名は使われなくなった。
現在では「火山帯」という用語自体があまり使われない傾向にあり、使う場合でも環太平洋火山帯のように規模の大きなものに用いることが多い。日本の火山を火山帯に区分する場合は、プレートテクトニクス理論に基づき、太平洋プレートの沈み込みに起因するものを東日本火山帯、フィリピン海プレートの沈み込みに起因するものを西日本火山帯と呼ぶ。上記の古い火山帯区分で言うと、白山火山帯(大山火山帯)を狭義の白山火山帯(中部・北陸地方)と狭義の大山火山帯(中国地方)に分け、千島火山帯から狭義の白山火山帯までが東日本火山帯、狭義の大山火山帯から霧島火山帯までが西日本火山帯に相当する。』
列島の地下で何が起きているのか?
わたしたちは、正しい情報を知る必要があります。
くれぐれも、煽るような偽の情報に惑わされないにいたしましょう。