今日の仕事場は
大室山です。
それってどこ?
伊豆(静岡県)の大室山は、観光施設も整備されており、有名ですが
山梨県にも同名の大室山があり
形的にはそっくりな、太古に噴火した
山頂にすり鉢型の大きな火口を持つ山。
以外と知られておりません。
でも、
日本人なら誰でも
お財布の中に
大室山があるのです。
(これは、大室山ツアーで行うネタ噺)
千円札の裏側に
岡田紅葉の撮った本栖湖の逆さ富士。
その左側に
描かれているのが
大室山です。
お財布を開いて、確認してみてね!
本日行われたエコトレッキングツアーは
この図でいうと、
この大室山の左側の向こう側に当たる
まさに、自然の宝庫!
巨木の森が広がる
原生に近い森に
TY大の学生さんをご案内するのです。
午前中は下見を行いました。
事務局一名と
インタープリター四名で行います。
富士山最大の側火山。
ですが
西暦864年の貞観噴火により
流れ出た溶岩流に
ぐるりと取り囲まれています。
そのため
青木ヶ原樹海のだだ中にあり
人蹈未開の原生林に囲まれている様相で
訪れる人もいない神秘の森が広がっており
溶岩洞窟の宝庫でもあります。
最初に訪れるのは
本栖第一風穴
このあと
いよいよ大室山に向かいます。
ブナの原生に近い森に突入します^ ^
どんぐりで言うと
帽子に当たる部分です。
しばらく行くと
最初の大木に出会います。
カツラの巨木。
黄色く色づき、落ち葉の絨毯が出現する。
当たりには、甘い香りが漂う。
秋の森の風物詩です。
さらに
ミズナラの巨木。
ムササビが住んでいるらしい。
さらに
大室山の斜面を少し登ると
ステキな方たちが
待っていてくれるのです。