(5月17日、箱根行きの続きです)
神山とはどなたが名付けたのだろう
馬降り石と呼ばれる石あり。
駒ヶ岳に古代の祭祀跡あり
馬降り石と呼ばれる石あり。
「駒ヶ岳」の名の由来との看板あり
白馬伝説
孝昭天皇の頃、聖占上人が山頂に神仙宮を祀り、修験の場としました。
今に残る 馬降石、馬乗石はここに白馬が降りたとする名残としています。
岩肌には馬の形が刻まれ、またそのヒズメのあとと伝えられるくぼみには
、どんな日照りにも水が枯れたことがないといわれています。
実際に見ると、本当だ、
馬の形に見えるのだ。
手前には祠があり
おきつねさんと思ったら
山岳信仰の、ヤマイヌさま(オオカミ)だった。
その社の左背後に
駒ヶ岳の山頂があり
安山岩質の溶岩か
ここから、神山を臨むと
その背後に当たる
くだんの大涌谷から
立ち昇る
噴気
ここに立つと
微かに硫黄の匂いがする、
と感じるのだが
硫黄は無味無臭で
噴気の中に含まれる、硫化水素の匂いだそうだ。
温泉の鯉が死んだ、とか
近辺からイノシシが姿を消した、とか
様々な憶測が飛び交うけど
辺りにはウグイスの声が木霊して
わたしが感じるところでは
噴火は当分ないような気がした。
ここから大涌谷に向かうハイキング道は
地震多発のため、通行禁止となっていた。
この日は有感地震も含め
400回以上の地震が観測されたようだが
わたしには感じられなかった。
芦ノ湖に向かって
その噴気は流れ込んでいた。