このお話の
最終回となります。
五合目、小御岳神社
そこから下って
滝沢林道をまた登り
三合目、新屋山神社(金運神社)
その二か所は、Hさんの必須のリクエスト。
滝沢林道をまっすぐにおりてくると
吉田口登山道の「中の茶屋」に行きあたり
そのあとはストレートに吉田口登山道のゼロ合目、
北口本宮富士浅間神社に降りてくることとなります。
そこで、わたしは
Hさんを
こちらにお連れしました。
旅の最後に相応しい
こちらの大鳥居
その光の眩しいことといったら!
駿河の国に浅間大社
甲斐の国に浅間神社
こちらは山頂噴火を封じるため、と
聞いたことがあります。
平安時代の度重なる噴火を鎮めるため
古代の人々は
レイラインを使ったのだろうか。
もっともそのような名前はなく
富士修験や陰陽道に頼っていたのかもしれません。
浅間神社の元は
ここに併設する諏訪神社であったと言います。
北口本宮富士浅間神社の後ろには
諏訪の森と呼ばれる森が控えています。
お道開きの儀が執り行われる
この鳥居をくぐり
しばらく登山道を登ると
わたしも久しぶりに
こちらにお参りさせて頂いたら
すべてが一本の
点と線でつながっていることに気がつかされました。
そうして
これは
ご案内するという
猿田彦としての
わたし自身のミッションだったのだな、
と
気付かされたのでした。
ありがとうございます。
Hさんからは
さらなるリクエストを頂きました。
(次は、水をつなぐらしいのです。)
また、お会い出来る日を
楽しみにしております。