青木ヶ原の樹海の奥に
龍宮洞穴という溶岩洞窟があり
そのお話は何度かしています。
今日は
今年になって初めて
そちらに行くことになりました。
春分の日を過ぎて
わたしたち
ネィチャーガイドにも
お仕事がちらほら舞い込んできて…
まったく、例年の事なのですが
12月の声を聞いたころから
ガイド稼業は冬眠状態。
その間は、研修が目白押しでしたが
いよいよ
今年も稼働が始まりました!
今日は、3時間の樹海のツアーのご案内。
西湖にある、ガイド事務所に向かいます。
川崎からいらした、若いカップルさんを
ご案内の予定。
オーダーされたコースを聞いてびっくり!
龍宮洞穴を含めた3時間のツアーだったのです。
おおお~
龍宮洞穴!
なんて久しぶりなんでしょう。
野鳥の森公園という場所がスタート地点。
春の気配を感じる3時間にしたいですね。
最初に遭遇したのは
満開の
ダンコウバイ。
綺麗‼
彼女さんが写真を撮りまくり。
さらに
樹海の遊歩道を、龍宮洞穴に向かいますと
スズランのような花を咲かせます。
そして
驚いたことには…
倒れていました。
根元が朽ちてしまったようです。
なんだか、
わたしがペガサス、と呼んでいた
龍頭そっくりな根っこが
朽ちて落ちてしまった時以来の衝撃でした。
2013年8月には
龍宮の守り神と思っていたペガサスが
祠の脇に落下してしまって
『ペガサス救出隊』というシリーズの記事を書きました。
なんだか、懐かしい…
そんなことを思い出します。
およそ四ヶ月ぶりの龍宮洞穴は
氷がまだ溶けず
下に降りることを断念して
上からお詣りすることに致しました。
ご無沙汰して申し訳ありませんでした。
そこから参道を逆走して
龍宮鳥居と言われるところに出ます。
そう!
こちらも忘れておりました。
建て替えられたのでしたね!
ピカピカの清々しい木肌が
何だか眩しい鳥居と化しておりました。
天気は下り坂に向かっていましたが
樹海の中では野鳥たちが
ご機嫌に囀り始めて
季節の移ろいを示唆してくれました。
おふたりのお陰で
今年初の龍宮の春の兆しを
堪能することが出来ました。
ご縁に感謝です。
また、いつか、ご案内させて頂きたいなあ。
あ、
おまけです。
家を出る直前の
富士山の雲。