先日の13日くらいからだったでしょうか
『鳳凰』が気になって仕方がなくなりました。
引っ越してきた忍野村というところは
古の、密かに伝承されてきた言い伝えやしきたりがあるようで
まだまだ謎が深いのですが
なにしろ、初めて見る
道祖神祭りのキッチュで派手なお飾り!
車を走らせながら
キャーキャー言って
全部で十あるという、道祖神の飾りを数えてみたりしました。
その時に
検索で、あるお寺さんの話が出てきました。
いつも河口湖や西湖
あるいは鳴沢村などに行く国道に向かうと
前を通り過ぎる『東円寺』というお寺さんです。
なんの変哲もない田舎のお寺さんなのですが
じつは、明治以前の神仏分離令が施行される以前には
とても重要なお寺だったようです。
天保の飢饉のあと
忍草村にある湧水池を北斗七星の形に選び
北極星を入れて『忍野八海』とした。
このあたりのお話はわたしも何度がしています。
そこで、この『東円寺』が明治の神仏分離令以前に、重要な役割をしていた、という記述に行き当たりました。
東円寺のHPには
『再興以後は、元八湖霊場で身を清め、忍草朝日浅間宮に参詣し、別当東円寺で入山許可の御印紋を受けて登山するという、元八湖信仰(大我講)が栄えました。江戸時代、富士登山には入山料が必要でした。やがて、明治の廃仏毀釈以後、富士講の衰退とともに元八湖霊場(忍野八海)は世間から忘れられていきました。』
と、記述されていました。
ふうん。
お寺さんで富士山の入山許可を出していたんだ!
江戸時代であれば
そういうことが普通だったでしょう。
なんだか、新鮮でした。
そして
東円寺の本堂の天井絵の
鳳凰の話に辿りつきました。
忍野八海の龍と
天井絵の鳳凰で
陰陽の関係にあると…
へ~!
この話にたどり着いたのは
1月14日だったと思います。
何故なら
スナフキンさんが森を歩きたいと、東京からいらしたとき
午後はそちらにお連れしたい(天井絵の鳳凰見たい!)という野望が湧いてきたから。
しかし
明くる15日は雪がどんどこ降ってきて
東円寺に寄って、天井絵を見るのはやめたのです。
そうなると
俄然
天井絵の『鳳凰』が気になってきます。
見たい
見たい!
鳳凰って
そういえば、伝説の鳥なのだけど
どういう鳥だっけ?
龍と鳳凰で
陰陽?
ラーメンどんぶりの図柄ふうか?
それで、調べてみたら…
太陽とともに描かれることもある
やはり龍とセットで描かれることが多い
鳳凰が火で
龍が水
やはり陰陽なのだ
鳳がオスで
凰がメス、
あれ?逆だったかな?
どちらにしても
鳳凰でちゃんと陰陽になっているらしい。
うーん
気になる
気になる
(画像はすべてお借りしました。
無断転用、申し訳ございません。)
さらに
鳳凰にのめり込んで行くわたし…
さらに妄想は暴走していくのです。
で
なんで、アの神なの?
最初の画像に
すでに最大のヒントが…
こ、こ、こ、
今年も、
アの神ですかい‼