『石はね
輪廻するんです』
ゲッ!
この言葉は受けました‼
29日に行われた
富士宮市『奇石博物館』副館長の北垣氏を招聘して西湖にて行われた
『石ころ研究会』は
断層
フォッサマグナ
プレートテクトニクスから
地球46億年の歴史まで
想像を絶した展開となった訳なのですが
自然科学、とくに地学の第一人者がいう言葉に
輪廻???
氏によると
夏休みの子供の宿題を手伝うと、大抵が
これは、玄武岩
これは、安山岩
という分類の話になるのだが
小学生の子供にとっては
玄武岩だの安山岩だのは興味がある話ではない。
そこで
こんな話をする。
『この地球の石には三種類しかないんです。』
???
1200万年前に海底火山が噴火をした、
そのときの火山性の石だそう。)
やおら
足和田山の崖で
ホワイトボードに絵を書き始める北垣氏。
火山が噴火する。
マグマが流出する。
それを起因とする石。
(富士山や阿蘇山など)
プレートが動く、
断層が出来る。
そこに地表が持ち上がる。
山が出来る。
(褶曲によって出来る山、南アルプスなど)
③
その山に雨が降って
土砂が崩れる。
川に流され
海まで流れて
あるものは砂利に
あるものは砂に
あるものは泥となり
堆積し
長い時間をかけて
堆積岩となり
しかし、また
プレートが動いて
隆起する。
あるいは
地中に引き込まれで
マグマとなって溶け
やがて噴火して
地上へ…
『だから
石は、輪廻するんです!』
なぁるほど!
これは深い!
それが
地球という女神?
ガイアの体
細胞のひとつひとつが泡立つように
わたしたちのまえに
ふわりと浮かび上がる。
人が、
いくら『これは活断層ではない、
これは死んでいる断層なので
この上に原発を作っても大丈夫!』と
力説したところで
御嶽山のように
これは死火山であるから
噴火などするわけはない!といったところで
自然のことは自然が決める。
自然の理は
すべからく
輪廻転生をしていくことにあるようだ。
生々流転。
とてもとても
人智の及ぶところではないみたいです。
自然科学の研究者さんたちが
子供のように夢中になって探求していった先には
宗教家が辿り着いた結論と同じところに行き着くようなのですね!
この日の『石ころ研究会』のお話は
まだまだ、お伝えしたいこともあるのだけど
このあたりで〆たいと思います。
いつか、機会があれば
また、お話したいなあ。