昨日はついに
テーマに『フォッサマグナ』を加えてしまいました!
さて
昨日の続きのお話。
午後の最終地点には
足和田山が用意されておりました。
皆でゆっくりと登ります。
そのときに
わたしは何気に
北垣先生に
『フォッサマグナ ポッキリ説ってありますよね?』
そう尋ねてしまったんです。
そうしたら
『その話は、最後にしようと
思っていたんです!』
え?
フォッサマグナ ポッキリ説は
富士山ニニギさんのような
『煽り系』と呼ばれる予言やさん?のおハコなのだけど
この日は
フォッサマグナ
フォッサマグナ!
と、北垣先生が連呼するものだから
ついつい、わたしはそのような質問をしてしまったのです。
え???
『フォッサマグナ
ポッキリ説』は
ほんとうにあるのかいな?
先生は最後に
こんなパネルを取り出しました。
大きなマグマの上昇があった。
1600万年~400万年前
日本海が大陸から割れていく中で
観音開きに
東北と西日本が分かれていった。
300万年前~現在
日本列島の隆起
観音開き???
初めて知りました。
その説を唱えている方は
古地磁気を調べたらしいのです。
そうしたら
東北と、西日本では
異なる方向に北を指していた、
それはどういうことなのか?
大陸から離れた日本列島の元となる島のかけらが
ほんとうだ!
観音開きに開いたのだ‼
この図の矢印は
1600万年前も前の
北を表す古地磁気の方向ということだ。
そうなの?
わたしは先生に質問してみた。
この方向で行くと
未来の日本列島はどうなってしまうのでしょう?
先生はにっこり笑い
そのときには人類はいないと思われます。
だから、
心配しなくて大丈夫ですよ。
そうなんだ!
確かに!!!
周りのみなさんは
わたしの質問に失笑されていました。
2000万年もかかって今日まで来て
さらに2000万年後はどうなるのか?
という話なので。
でもでも
細かく日本列島の仕組みを観察されているこの方は
最後にやはり気になることをおっしゃっていました。
『あの、3.11から
おかしな地震、
おかしな噴火が確かに多いんです。』
先日のまさにフォッサマグナの西の端
白馬をしろうま、と表現されていましたが
長野県北部で起きた震度6の地震を筆頭に
阿蘇山
立山
御嶽山
などの相次ぐ噴火
これらは全く無関係では無いと。
小さな小さな石ころのお話をされるのかと思いきや
北垣さんのお話は
遠く46億年の地球の歴史やら
地球内部のマントルのお話やら
とりとめもなく
しかし、確実に
知りたい真実に結びついていくのでした。