昨日の続きです。
富士山五合目から
富士五湖を眺めて
溶岩流と水の流れを確認したあと
次の目的地は
なんと
忍野村。
ピンポイントで今日は
『五合目と忍野』
わたしにとっては大変タイムリーでドンピシャな展開です。
15時をまわって(出発が13:30でしたので)
バスは
『水産技術センター忍野支所』に到着しました。
例の、西湖にて70年ぶりに発見されていた、(さかなくんが発見した!)田沢湖の固有種
『クニマス』が飼育されているところでもあり
竜子姫伝説のある田沢湖と
龍宮のある西湖とが
クニマスでつながっていた話は
2010年、たいへんセンセーショナルだったけど
それはまたの機会に…
さて
ここには
地震計と
地下水観測計がならんでいました。
こちらは地下水観測計。
水位
水温
ph
電気伝導度を調べているそうです。
それによって何がわかるのか?
噴火の前には水位が急激に下がる、
マグマの上昇により、水温が上がる、
水質の変化により、電気伝導度などが変わる。
などなど
火山活動の兆候が、火山周辺の水に諸々の変化として現れる!
だから
この
『地下水観測』は
とても重要だそうです。
そして
お隣の地震計は?
いつもいつもチェックしている方も多いかもしれません。
防災科学研究所の
火山活動観測データに
ここ!
ここの地震計が常に見れるのです!
忍野(FY1)というのが
ここ、
ここなんです!
火山活動連続観測網VIVA
余談ですが
火山噴火予知の話となり
ここでは盛り上がりました。
何故なら
噴火の予知は
『24時間前』とU研究員がつらりと言ってのけるのです。
『24時間あれば、逃げられるよ。』
そういう問題ですか?
『御嶽は、7分前。
水蒸気爆発は、マグマ噴火よりはるかに予知が難しいから。』
それで、
水質調査で、噴火の予知は出来そうですか?
『難しいでしょう。
後から、あ、あれはそうだったとわかるレベルではないかな、まだ。』
きゃー!
火と水という
自然界の営みは
とんでもなく人知を超えている…
さあ
次の目的地へ向かいます。
あれれれ?
限りなく
わたしの家に向かって行きます。