富士風穴の
続きです。
子供たちと
溶岩洞窟を探検した
7月7日
富士風穴
中の氷。
頂上部は穴が開いています。
(上部のつららから水滴が落ち続けて
穴を穿つのです)
それは水琴窟の響き。
上から染み込んだ
雨が凍ると
つららになります。
つららとしたの氷筍(ひょうじゅん)がつながると
氷注になるのですが
これはみごとなつららです。
センス・オブ・ワンダーとは
未知なるものに感動すること
ちびっこたちの心の中で
今日もたくさん花開いたことでしょう。
そして
神秘的な洞窟探検を
大騒ぎで楽しんだあとは
森歩きです。
不思議な形の
ミズナラの木
「Nの木」とか
「ポパイの木」とか呼ばれています。
これは
べつのミズナラの巨木の根っこ!
そして
ブナのコブコブ
見上げれば・・・
ここのすぐ上で
クマの足跡を見つけたよ!
ここのところ
富士山北麓では
クマの目撃情報が相次いでいる。
なんの事情があるのだろうか・・・
「鉄砲を持った猟師さんたちが
たくさん森に入って行ったよ。」
子供たちは叫ぶ
クマ、逃げろ~!!!
わたしはちびっこたちにお願いをする。
「クマの住む森をみんなで守ってね。
森がなければ、クマは生きていけないんだよ。」
これは
同じ斜面にあった
鹿の足跡。
鹿のお話しもした。
富士山の静岡側の誘引捕獲で
今年の4月から6月までの2ヶ月で
700頭殺された話し。
食べるにはそのような解体する施設がないのだから
殺してそのまま埋める。
これらは主にメスとその子供たちの家族だという。
みんなはどう思う?
「可哀想~!」
「でも木も皮を食べられて可哀想だよ」
いのちの問題は複雑だ。
どういう未来が良いかは
この子達の心の中に描いて欲しい。
きっとそれは
実現するから。
オオトラフコガネ
綺麗だね!
子供はほんとうに虫が好き。
瞳がキラキラになる。
ツルアリドウシの実(紅)
いつも不思議に思うのは
1000m過ぎると出てくること。
高度計より正確だ!
いのちの森には
いのちの息吹が
満ち満ちていた。
また今日も
皆を抱いてくれたね。
ありがとう
富士山の森!