わ!
もう13日になってしまいました。
10月11日
富士信仰の道を訪ねるツアーの続きです。
吉田口登山道
10時に馬返しを出発して
約、一時間の登りで
今回の目的である富士山最古のお社
二合目御室浅間神社に到着する予定、
でしたが
予定の11時はとっくに過ぎて
ふたつの大きな台風に挟まれた土曜日。
心配されていた天気でしたが
陽射しもまろまろして、小春日和な感じ。
ゆっくりと登山道を鳥の話などもしながら
登っていきます。
富士山の、最古の社、といったら
どんなところを想像するのでしょうか?
もちろん、最古の浅間神社と考えられているのは
紀元前に太古の信仰の形をとる
丸い石を依り代にしたらしい
富士宮の山宮浅間神社。
2013年1月5日のブログ
でも
この日の目的地は
富士山麓で一番古い
富士山の山体そのものを祀ったものとされている、御室浅間神社。
縄文時代から平安時代からまで
富士山は常に火を吹いていた。
だから、山体そのものに祀られたのは
平安時代の噴火が一応収まってから、のようです。
西暦でいうと
966年。
標高1700mのところ
山頂を遥拝できる場所に
東西南北に石を立て
そこを聖なる空間とした。
富士山二合目
御室浅間神社の元となった依り代です。
現在は、本殿は里宮に移築してしまったので、ご神体もなく、神様はいないとされていますが
果たしてそうでしょうか?
わたしはFさん、
あ、もうブログを始められたので
峯龍さん、と
ブログネームでお呼びすることにいたしましょう。
こちらがどんな風に感知されるかが
楽しみでもありました。
左がすでに廃墟となった
18世紀に建てられたといわれる拝殿。
右側が富士山山頂なのですが
本殿のあった位置には
小さな祠が設置されて
グリーンの金網でぐるりと囲まれているのです。
セメントの味気ない鳥居をくぐり
ここが『女人天上』
すなわち、女人禁制だった富士山に
江戸時代までは、ここまで女性は登っても良いとされ
ここから山頂を遥拝する場所だったことから
『観音経』を勤行しようとする
峯龍さんの頭に!
雲がステキ!
と
雲にカメラを向けたわたしは
思わず
叫びました。
続きます。