今日は樹海のツアー当番日。
西湖のコウモリ穴事務所に行ったら
見慣れないものが額装されていた。
世界文化遺産登録認定証のレプリカだ。
いつからあったのか?
気がつかなかっただけなの?
今年の4月21日に
授与されたものらしいのです。
こんな事があったのね?
そして
こんなものがあったのね?
ふうん。
昨日も、一昨日も
富士山世界遺産に関する話を
たまたま、しかも久しぶりにする機会があった。
一昨日は、富士山五合目で
登山ガイドと話をする機会があったのだけと。
『いやーもう、商売上がったりだよ、こんなことなら、世界遺産になんか、ならない方が良かった。みんなが言ってるよ』
この話をすると
山梨県人の恥さらしになるので
どうしようと躊躇したが
話してしまおう。
登山ガイドの仕事が去年は38本あったが
今年は27本だ、という。
一本42000円なので
462000円の損害だ、というのだ。
つまり、二ヶ月で160万稼いていたのが
今年は110万ちょっとに減ってしまった。
景気が悪くてどうしようもない。
これも、それも、イコモス(ユネスコの世界遺産文化遺産選定組織)のせいだ、というのである。
(ユネスコのせい
イコモスのせい
それを間に受けた、県のマイカー規制のせい、
富岡製糸工場に新しもの好きの日本人はさ、)
だいたい
登山客が多すぎる
減らせ、減らせ
減らさないと、世界遺産を取り消すぞ、と
ユネスコがいう。
その言うことを聞いているのが
◯田の市長だという。
『登山客が減って良かった』
どこの世界にそんな事をいう市長がいるんだ?
わたしは、へえ、そう。
と、いい
登山客が減って良かった、と内心思いながら
でも、それは◯田の市長と違い
世界遺産にいつまでもしがみついていたいという理由ではないのだ、と思った。
このように
世界遺産に関しては
あまりにも複雑な人の思いが交錯するので
まったく、嫌になってしまうよ。
経済効果、経済効果、
そう歌って、反対派を押し切った人たちが
今や、思ったより儲からなかったので
世界遺産、見直し派だ。
どなたとも同じと思われるのが嫌で
わたしは賛成派でも、反対派でも
慎重論派でも、条件付き賛成派でも
どちらでもないスタンスをある時点から維持してきた。
呆れた、のである。
ああ、どうでもいいから
明日はクマに出会えたらいいなあ。
そして虹を見たり
ラッキーバードのカワセミに会えたり
たまたま
すごく面白い雲に遭遇したり…
(わたしがそのつまらない話を聞いている時間に、山中湖では、こんなに面白い雲が出ていたみたい。)
ステキなきのこを見つけちゃったり
そして
アメーバブログで
また、ステキなコメントを頂いたりしながら
明日もあさっても
楽しく生きて行きたいなあ、
あ、
未来はもう決まっているし。
あれ?
最後はやはり
世界遺産なんてどうでもよいという
本音の話で終わります。
お休みなさーい。