お参りしたあと
時計回りに回っていくと
こちらの住所が『馬場』というのがうなづける
神馬の飼育小屋があった。
栗色の見事な馬が
飼い葉桶?
一生懸命に顔を突っ込んで
飼葉を食べていた。
立て看板があり
『皆様に可愛がって頂いた
神馬アレックスが
7月26日に永眠しました』
そうなの?
別の看板に
『中央競馬会から、神馬トキンを寄付して頂きました』
ふうん
そうなんだ、
と、思った瞬間!
きゃー!
トキンがわたしのもとへ!
近過ぎ!
トキン!
もっと下がって‼
なんて優しい目。
19日。
初めての
流鏑馬のデビュー。
あなたを見に来るよ!
もしかして
コイツがわたしを呼んだ?
それとも
やはり
護良親王さま?
わかりません。
でも
この栗色の馬は
全てをわかってる、
そんな目をしていたのだなあ。