富士五湖の中で唯一の島
河口湖に浮かぶ
『鵜の島』
若狭の『鵜の瀬』が
東大寺のお水取りと深い関係があるように
ここもまた
水の聖地でもあると思われます。
台風11号の影響により
8月9日の鵜の島ツアーは
あわや、中止か?とも懸念されました。
カヌー仲間には無理だと云われ
『土砂降りの中行ったって面白くも何ともないよ』
『風の中で素人の婆さんたちじゃあみんなひっくり返って終わりだ。』
(婆さんは余計だけど、カヌーはボートと違い、横波に弱いのです。)
リスクマネージメントからしてどうなの?
朝からわたしの頭はグルグル。
何か事故があったら、主催者としての危機管理能力が問われる。
前日、浜の下見の際、お天気レーダーを見ていたら
いいラインですねえ
直撃じゃないですか!とユースケ。
台風11号は大型で
ノロノロしているのに進路が読みきれない。
7時半
風が強まってきた。
富士山も全く見えない。
よし!
富士風穴に変更することも考えよう。
どちらにするか
シッコゴの浜で波の様子、天候を見ての決断にしよう。
参加者の皆さまにお伺いたてるとともに
実施するとしても、大幅な時間短縮も予告させていただいた。
富士風穴が雨天対策とはずいぶん贅沢だけれど、とりあえず、ヘルメットと懐中電灯の人数分の手配。
いつものことながらバタバタでした。
そして、四名で申し込まれた富士山クラブから、ひとりキャンセルのメール。
そうなの?
ええっと、何人になるんだ?
それにしても、富士風穴に変更になったら
カヌーで無人島に行くというアドベンチャー的要素や、鵜の島というパワースポット的感覚に惹かれていく方、はキャンセルされるだろうなあ。
仮に鵜の島へ行けたとしても
そこでのお弁当タイムは無理!
あれやこれやの準備や連絡をしていたら
あっと言う間にタイムアウト!
自分のお弁当なんて買う暇もなく
まあいいや
バタバタとシッコゴ公園へ滑り込んだのでした。
途中で富士山が薄っすら見えたとき
奇跡のように感じ
『いってらっしゃい』の合図のように思えたのです。
シッコゴの浜に着いたとき
あれ?風が無い!
やった~!
早く行って早く帰って来よう、
ところが時間過ぎても
カンちゃん他
島津さま親子
321財閥さまなど六名が来ないのです。
『シッコゴ公園』とナビに入れると
御室浅間神社に連れて行かれるのだそうです!
みなさまそちらの駐車場で待っていたとのこと。
何とか合流して
さあ、とっとと行っちゃいましょう!
風が無いうちに行って
早く帰って来ちゃいましょう。
それでもそんなこんなで
鵜の島に行く意味は
後からわかるのですね。
手前は船津式溶岩流
およそ3000年前の噴火、富士山から流れた溶岩流です。
アイヌ語地名と云われるシッコゴの浜はそこにあるのです。
しかし鵜の島はその背後の御坂山系と同じ
古い時代の地層、およそ600万年前!
まだ、日本列島も無い頃
大陸と陸続きだったころの地層なのです。
風が無いのでひとりもひっくり返らずに
無事に上陸しました。
良かった!
わたし、実はドキドキだったのです。
不思議な島です。
巨石がゴロゴロ
321さま。
大石方向に回り込みます。
草ボウボウの中
鵜の島神社の鳥居が見えた!
そこから
表参道の細い道を登って行きます。
あれれ?
鵜の島の『う』の話が出ないなあ
と、思っていらっしゃる方。
わたしはどこでその話を書こうかなあと
今回、鵜の島に行こうと決めた時から
考えていたのです。
でも、最近読者のかたにも呆れられそうな
わたしの数霊ちゃん話。
まわりの友人も、わたしと車に乗っていると呆れています。
でも、やっぱり書いてしまいます。
だって
う=3
それがどうしたの?
どうしもしないんだけど
わたしはカバラだと3の人
数霊だと39の人なので
きゃー!3だ!3だと大騒ぎ。
そうしてこの日は
ひとりキャンセルが出たので
参加者の数は
11名!
午前中で富士山クラブの三名と
たまたまのchiaさんがお帰りになり
午後はマヤナッツのゆきさんがいらして
さあ初めましょう、という時に
富士山クラブから、三名の飛び入り参加者が!(鵜の島とは別の方)
だから午後も11名!
そして
台風11号ですよ!
午前11名
午後11名
台風11号
う=3
3・11じゃないですか!
そして
この日8月9日も
大変意味のある日でしたね。
鵜の島の話は
続きます。