富士山が千年かけて作った
不思議の森へ
お山開きのこの日
(7月1日)
Kanちゃんをご案内しました。
お天気は梅雨中ですっきりしませんでしたが
ハルゼミと野鳥の囀りのコーラスの中
お弁当と
クリスタルボールを持って
森の奥へ、奥へ・・・
人と自然をつなぐのがわたしの仕事
この日どうしても逢わせたかったのが
この人と
この巨木
まるで恐竜の足?
ミズナラ巨木とKanちゃんの未知との遭遇
すごおいでしょ!
上を見上げれば・・・・
たくさんの青々とした葉っぱ!
ありゃりゃ?
いきなり寝ちゃってるし!
しかたがないので
わたしも用意したブランケットをひいて
寝転がってみる。
「木ってさあ・・・」
なになに?
「下でつながっていると思っていたら
上でつながっているんだねえ
おしゃべりしてるよ。」
ねっころがって上をみると
確かにたくさんの葉っぱたちが
がやがやおしゃべりしているようにみえる。
「下は仕事なんだけど~
上は趣味って感じ。」
はいはいさようですか・・・
ここでランチタイムにしました。
出来あいのランチでごめんなさい。
でもね
森の中のご飯はとってもおいしかった。
ここではいろんなお話しをしたよ。
考えてみたら
いつも他にたくさんの人がいて
ふたりでゆっくりおしゃべりするのって
初めてだったんだ。
一時間もおしゃべりしたので
少し寒くなって
また森歩きを再会したの。
もうひとり(?)紹介したかったのが
このブナじいさん。
コブコブがすごい!
何か言ったかね~?
いえいえ
ますますお元気そうでござりますなあ
このコースは
じつは来週ツアーが入っていて
ちびちゃん15人をひとりで案内することになっているのです。
巨木をめぐりながら
溶岩洞穴を二つ巡る
人気のあるコース。
この日は富士山山開きということで
五合目あたりはごった返しているのだろうが
この麓の森は
最初から最後まで
人間には逢わなかったよ。
まさに穴場スポットでした!
カツラの巨木も圧巻
以前この木の下にミソサザイが巣を作っていて
巣立ちの瞬間に立ち会えたことがありました。
今年もミソサザイのトレモロが響きます。
どこに巣を作っているのかな?
またまた
ミズナラの巨木に出会います。
道を塞ぐ倒木
くぐったり
またいだり・・・
倒木には
きのこがびっしり!
このきのこは
ツリガネタケといいます。
これも
カツラの巨木。
キビタキ
ヒガラ
クロツグミ
ミソサザイ
メジロ
たくさんの野鳥のコーラスが響きます。
「鳥さんは
七次元の使者なんだって」
そうなんですか~?
七次元からのメッセージ?
野鳥たちがますます好きになりそうだ~!
自然に寿命を迎えた巨木
ゆっくりと朽ちていき
やがて森の栄養となり
新しいいのちとなる。
永遠につづくいのちの循環・・・
このあたりで
ルートはちょうど半分くらいです。
後半にはあの有名な
溶岩洞窟もあるのです。
そこで
kanちゃんが取った行動とは?
後半をお楽しみに!