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Channel: トヨタマヒメ富士日記
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皆神山へ 『プロローグ』

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3日ほど前に

またまた妙高に行くことに決まったとき

今回は何処に行くことになるのだろう。
そんな事を思った。

旅はいつも行き当たりばったりで
帰ってきてから
その重要さや意味がわかったりする。

しかし
四回目となる妙高は
すでに
野尻湖
戸隠神社奥社
妙高の神そのものを祀った関山神社
周辺の重要と思われる場所はすでに行っている。

わたしは今回どこへ行かされる?のかしら?
などと思った。

共に行く友人は
妙高山か黒姫山に登ろうか?と
提案する。
七月の妙高か黒姫!
それもステキだなあ。
たまには富士山周辺ではない自然を満喫する、
そんな旅もいいなあ。

山登りの装備をしておかなくちゃ。

{06664430-0D8F-40F2-B2BD-94746A36F715:01}
(越後富士と言われている妙高山)

でも、
いつも友人に運転してもらうばかりで
イマイチ、妙高とその周辺の山々の
位置関係がわからない。

で、
前日
7月16日に
住宅に関する本を買いに行った本屋で
信州の旅行雑誌を
パラパラと手にとってみたんだ。

ふむふむ

そうだった。
中央自動車道で諏訪まで行って
そこから、長野自動車道で
北上するのね。

で?

『松代』
という地名が目の中に飛び込んできた。

小布施
松代

こんな位置関係だった?

あれれ?

20年ほど前だろうか。

このルートを通ったのだった。
皆神山
日本のピラミッドと言われる
その不思議な山に行くために。

今年の始めに連載をはじめた
『ココロの旅』は
すっかり頓挫してしまったが

ボーイフレンドのSちゃんと共に
それからわたしは
奈良の奥吉野の
天河大弁財天社に足げく通ったのち
伊勢や出雲を経て
同居を解消して
Sちゃんは信州 上田へ移住し
わたしは自由が丘で母と同居をする事にした。
その後はわたしが信州に週末通うという
週末田舎暮しを始めたころ
スノーボードと出会い
1995年1月17日
昨日書いた記事の『イザナミの日』に起きた、阪神淡路大震災。

その年の秋だったと思う。
松代の
日本のピラミッドと称される
皆神山に登ったのは。

言い出しっぺはいつもわたしで
Sちゃんは
お前の行きたいって言う所は
いつも面白いから、と言って
どこへでも連れて行ってくれた。

その時
石室みたいな
穴みたいなところに入った時

『あ、耳がキーンとする!』
Sちゃんは言って耳を抑え
わたしには何も聞こえなかった。

その後どうしたのか
全く覚えていない。

皆神山。

帰りに寄れないかな。

もう一度行ってみたい。

でも
友人はそういうところに興味を示さないだろう。
それどころか
嫌がるのではないかしら?

わたしはもう一度行ってみたいのだけど
何かを確かめたいのだけど
どうだろう。


昨日の夜半から今朝にかけて
雨は激しく降り

今朝になって
朝食に行く前
トレッキングは無理だね、
友人が宣った。

『小布施に行こうか?』

(小布施!
嘘でしょ!)

『いいねえ、
行きたい!
あと、皆神山とか。』

何?そこ。

うーんとね、
山。
小布施の近く。
松代にあるの。
ほら、
昔むかし、松代群発地震てあったでしょう?
その皆神山が震源地って言われてるの。
不思議な山らしいよ。

なにそれ!
怪しいなあ。
また、ヘンなところじゃないの?

ヘンと言えばヘンだけど
あ、
溶岩ドームらしいよ。

溶岩ドームかあ。

その後、小布施でランチでも食べてさ。

そうする?

(やった~あああ!)

イモリ池で沢山の花や昆虫を見たあと

{27BF848D-6E44-4C68-986D-8BDBEF126881:01}
ノリウツギの花とシジミチョウ。

{3882FF85-3ACF-4FCE-98B3-AA3486265A25:01}
ミズキの宝石のような実

{517719D3-4A27-4499-A565-F45D9B3DDD99:01}
バッタのご夫婦。
お取り込み中、失礼します。

{1F4D7DD3-B7AA-4EA0-8005-B1562FF33DBD:01}
クマヤナギの実。
去年の花が今年の実になる。



カーナビを
『皆神山』にセットすると
『皆神山カントリークラブ』しか出て来ない。
いいや。
とりあえず
皆神山CCにセット!

果たして辿りつけるのか?

20年ぶりに?




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