凧と凪の漢字が
今日
面白い感じで揃いました。
今日のわたしの仕事は
小学生のちびちゃんたちに
野外活動とクラフト体験の
どちらもサポートするというもの。
朝はカヌースクール。
それは朝凪が
鏡のように十二ケ岳を映し出していました。
そして次のストーリーは…
10時。
今年からプログラムに加わった
新しい体験プログラムの実地で
少しドキドキ…
何故なら
噂では
とてもカッコいい先生が来るとのこと。
初めてお会いしたら
なるほど!
想像以上に素敵な方!
その方の事前説明を受けたとき
最初に見せられたものは、
江戸文字で
この方が描かれた…
キャー!
もしかして?
まさか?
龍ですか?
そうです。
えー?
わたし、ブログやっているんですが
昨日のタイトルが
『龍』だったんですよ!
その方は
何も言わずに微笑んでいました。
そう!
凧作り名人
江戸凧保存会 会長の
五十嵐正市さん。
カッコいいでしょう?
サンニチより画像をお借りしました。
そしてここには
五十嵐さんが描いた
この方は
義経のお兄さんでしたっけ?
やはり兜に龍が乗っています。
今日は
小学生の有志たちに
凧作り体験の指導をして頂きます。
糸を結ぶのが難しい。
麻糸を使うそうです。
この大きさだと三本結びます。
大きいものは
十四本と十七本
これはもう決まっている伝統。
始まる前に、五十嵐さんが話してくださいました。
今日は男の子だというので
この図柄にしました。
赤い丸は男の子を表します。
男の子が生まれると
この凧を挙げたのです。
元気な男の子といえば?
金太郎?
わたしは赤い腹掛けを想像したのです。
そう!
金太郎は何と一緒にいますか?
熊?
ん~ん
じゃなくて‥
あ、鯉?
そうそう。
鯉が昇ると龍になるでしょう?
だから端午の節句に鯉のぼりを上げるでしょう?
だから、
龍なんです。
なあるほど!
2時間という限られた時間に
子供たちは
ステキな凧を完成させましたよ!
それにしても
江戸の粋を感じさせる
五十嵐さんはステキなおじさまです。
45年も凧作りをされているそう。
すっかりファンになってしまいました。
そういえば
十二ケ岳を見て
『あれ、人の顔に見えるね』
と、仰った!
ひとつ前の記事の
この右側の山です。
わたしが言うと
そうそう。
わたし、いつもそう思っていたんです。
感性が同じ!
嬉しかったです。
青いBMに乗って
八ヶ岳に
風のように去っていかれました。
また
お会いしたいなあ。