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七夕の行方 その四 七夕神社

たまたまの不思議

の記事でも書いたのだが

やはりchiaさんは不思議な人だ。

織物を織るために
栃木からやって来たお母さんは
明見という土地で
養蚕を営んでいたお父さんと出会う。

最初の子供
つまり彼女のお姉さんは
正月の、繭玉奉納の時に生まれたので
繭の入った名前が付けられた。

二番目の彼女には
麻の字が名前に付けられたが
お母さんに聞いても
何と無く、付けられたのだと言われたそうだ。

ある時
山中湖のイタリア料理店で
シェフをしていたご主人と知り合うが
彼がまた
西湖の
養蚕農家のお家に生まれていたのだった。



さてさて
何と無くの直感で
わたしたちは北上する。

川に面して
その鳥居があるのだと言う。

一度通り過ぎてしまったが
再度戻って
くだんの
倭文神社の本宮に到達した。

それは
それは
何だかおかしな神社であった。

鳥居の高さが
何だか不自然に低いのだ。

先ほどの里宮よりは新しい
そして
大きな拝殿があった。

でも

こちらもやはり…

打ち捨てられた雰囲気。

ハルジョオン?が
所々に繁茂していた。

七夕なのに?

七夕神社?

土地の人さえ
だあれもいない。

これは一体
どういうことだろう。

続きます。





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