青木ヶ原樹海の中で
最大の溶岩洞穴
『富士風穴第一』
に行くには
精進口登山道を
およそ15分ほど
登らなくてはならない、
木漏れ陽の精進口登山道
途中に
『Ｎ』のように折れ曲がった
不思議なミズナラの木があるのだ。
わあ！変な木！
15歳の眼差しは
それを見逃すはずも無い。
さあ、
この木に名前を付けるとしたら
なんて言う名前にする？
わたしが尋ねると
キラキラちゃんたち
『イナズマ君！』
いいね～！
『上腕二頭筋！』
あははは～！
他には？
『ひじ神さま！』
きゃー！
それ、いい（≧∇≦）
ネーミングセンス
サイコー！
今日からこの子は
ひじがみさま、だ！
さらに進んで行くと富士風穴のぽっかり空いた開口に。
洞内は気温零度
森の中は20度ほどあるので
空気の層がはっきりとできている。
白い帯がわかるでしょうか？
洞内のツララは
まるで龍の牙みたいだね。
15歳たちの心に
いつまでも
いつまでも
刻まれていくのだろうか。
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